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東京交響楽団 名曲全集 第37回

2008/5/25

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PROGRAM
■ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
■リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」

指揮:広上淳一
管弦楽:東京交響楽団
  ヴァイオリン:鈴木愛理

@ミューザ川崎




広上淳一という指揮者は評判が良いのでいつか聴きに行こうと思っていたのですが、僕はまだ一度も聴いたことがありません。
いろんなところで評判を調べるたところ、色彩感覚豊かな生き生きとした音楽をやる指揮者ということなので、「シェエラザード」というプログラムもそうですが、東響とはきっと波長が合うのではないかと思って期待して聴きに行ってきました。


シェエラザードの前にまずは、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲。
ソリストは鈴木愛理さん。
演奏会に行く前に、どんな人なのかと思い、ネットを使って「鈴木愛理」を調べたら、ハロプロの子が出てきたので、「まさかこの子が!?」とビックリしたのですが、同姓同名の別人の方なのですね。(^^;)

ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲に関しては、事前に何回か通して聴いただけでなので、ほぼ初めて聴く曲でした。
実演で接してみると、自分の中のショスタコーヴィチ像よりもかなり現代音楽的な感じを受けました。
第1楽章を聴いていたら(古風の)日本的な美意識みたいなものを感じられて、なんか武満徹みたいだなぁとか思いながら聴いておりました。

プロフィールによると、鈴木愛理さんは、ショスタコーヴィチやヴィエニャフスキが得意とのこと。
いいですね、ショスタコーヴィチが得意な若手女性奏者って。それだけで少し魅力的だ。
(ヴィエニャフスキって、だ〜れ?)
桐朋学園大学の1年生ということなので、僕より年下。

あまりどうこう言えないけど、実に堂々たる演奏でした。
ショスタコーヴィチの魅力が伝わってくる音だったし、早いパッセージでは持っているテクニックが出ていましたね。
聴衆のみなさんの反応も良かったので、この楽曲が好きな方もきっと満足されたのでしょう。

曲が終わった後で、カーテンコールに応える広上さんと鈴木さんの姿を見ているとまるで実際の親子みたいに見えてきてしまいました。
広上さんって、プロフィールによく使われている写真では、なんというか「奇才!」というか、「芸術家」の雰囲気がプンプンするのですが、実際に見てみると、すごい感じのいいおっちゃんなんですよね。
居酒屋の店主とかやっていてもなんの違和感もないと思うな。あと、頭にハチマキ巻いて屋台でやきとりとか焼いてそう。(←コラ!失礼だろ!)


さて、後半は期待していたシェヘラザード。
冒頭からかなり骨太でゴツゴツした音が聞こえてきてかなり面食らいました。
テンポの揺らし方や間の空け方など、結構独特な音楽をやるんだなぁと。

正直に言って僕にはどうしても良い演奏には感じられませんでした。
オーケストラはところどころギクシャクしていたし、普段聴いている質感の良い東響の音が響いていなかったように思うのです。
席が悪かったのかもしれませんが、刺々しくて耳に痛い音が目立ちました。
全体的にもう少し繊細さが欲しいです。

今回の演奏会の感想をブログ検索などで調べてみると、かなり皆さん満足されたようで、ほとんどの方が僕と正反対の感想を持っているようなので、自分がおかしいのかと思うのですが、あまり実演に接したことのない素人の意見だと思っていただければ幸いです。

なんだか、久しぶりに自分の中ではハズレな演奏会でした。
広上さんに関しては、もう1回聴いてみたいと思います。できれば良い席で。

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

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