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私の音楽遍歴9 〜クラシックを聴くようになったきっかけ〜


前回に続いて今回もクラシック音楽との出会いについて書きたいと思います。


ブラームスの交響曲第2番を耳にしてクラシック音楽に対しての苦手意識が払拭されたものの、しばらくは他の作曲家の作品を聴くことなく月日は流れ・・・

それから何年か経って、急にベートーヴェンに対して興味が湧きましてamazonでCDを買ってきくことにしたのです。そう、あれはベートーヴェンの交響曲第7番、「ベト7」のニックネームでお馴染みのあの曲のCDでした。

「さては、のだめカンタービレを見てクラシックを聴くようになったクチだな」
と、思われそうですが、僕がベト7にハマったのは、とあるラジオ番組の影響でした。
文化放送の今はなき名物番組、「吉田照美のやる気まんまん」にゲストで出ていたヴァイオリニストの高嶋ちさ子お姉さまが名曲を紹介しながらクラシック音楽の魅力を伝えるという内容の放送だったのですが、僕はそのときに初めて「ベト7」を耳にして、一気にはまってしまったのでした。


とりあえず、「ベト7」のCDが欲しくてamazonで検索してみたら当然いくつも商品がヒット。
それまでクラシックのCDを一枚も買ったことのない僕はまず値段の安さに驚きました。
安いのだと1000円くらいで買えてしまう!

どれがいいのか悩んだ末に「フリッチャイ&ベルリンフィル」と「カラヤン&ベルリンフィル」のCDを買うことにしました。2枚買ったのはどちらも1枚1000円位と値段が安かったことと、「どちらが良い演奏なのかな」という疑問から。

cvn98mkldv.jpg fe39i4wa.jpg


ふたつのCDを聴いてみると、それは驚きの経験でございました。


全然ちがうではないか!!


同じベートーヴェンの7番でありながらそれは素人の僕にもハッキリと違いがわかるほどに違う。
ましてやフリッチャイもカラヤンもオーケストラは同じベルリンフィル、録音された時期も2年ほどしか違わないのです。
「指揮者によって演奏が違う」
というのはなんとなく知っていたけれど、これほど違うのかという程の違いでした。


端的に言えば、フリッチャイの7番は重く、カラヤンの7番は軽い。
そして何より印象的なのは、テンポがフリッチャイの場合は極端に遅いのです。カップリングに入っていたベートーヴェンの5番交響曲も同じようにテンポが遅く、音も重厚でまるで何かが、ズン、ズン、と押し迫ってくるような「運命」交響曲になっています。

youtubeで探したら7番は無かったのですがフリッチャイ、カラヤン共に「英雄」交響曲の動画があったので貼っておきます。試しに比較して聴いてみて下さい↓


Fricsay conducts Beethoven Eroica



Karajan - Beethoven Symphony No. 3



うんうん。やっぱり、カラヤンの方がテンポがはやい。
(曲が進むにつれてテンポの差がよりはっきりとわかりますね)


初めて買った2枚のクラシックCD、フリッチャイとカラヤンには求める音楽に明確な違いがあることがわかり、それは僕のクラシック音楽に対する大いなる興味に発展していきました。

それからしばらくはベートーヴェンの交響曲をいろいろと聴いたり、マーラーの「復活」にはまったりして、昨年のはじめから演奏会に行くようになり、そのうちに、ベートーヴェンからショスタコーヴィチ、ラフマニノフ、ラヴェル、シベリウス、ハイドン、・・・・といった風に、聴く音楽の幅が少しずつ広がっていきました。

そして、今に至る。

と、こういうわけです。

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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