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「ストーカー」 (原題:『One Hour Photo』)

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地元のスーパーの写真カウンターに20年以上勤めるサイ・パリッシュ。彼は、地元の顧客が持ち込むネガを1枚1枚丁寧に仕上げている。ヨーキン一家もそんなサイの大切な顧客だった。サイはヨーキンの息子・ジェイクが生まれたときからの写真や彼らの幸福に満ちた家族写真を扱っていた。天涯孤独のサイは数千枚に及ぶその写真を見ているうちにいつしか自分もその家族に憧れるようになり、次第にはこの一家の一員になりたいと思うようになる。やがてその思いはマヤという女性が持ち込んだネガを現像した時に、べつの形になって表れた…。



中央線の遅延、大変でしたね。7時間遅れて50万人に影響がでたとか・・・。
僕は今日は大学の講義が1コマだけ入っていたのですが、電車が遅れていたのでそれを理由に行くのやめました。新学期1回目の講義は大抵ちょこっとだけ内容説明して終わりだし。
まあ、まだ慌てる時間じゃない。


ということで、昼頃家でテレビを見ていたらテレ東でやっている映画に興味をひかれて、初めから最後まで見てしまいました。その映画とは、ロビン・ウィリアムズの「ストーカー」(原題:『One Hour Photo』)。

大分前に宣伝で知っていた映画で、そのときからちょっと気になっていたので見ることができて嬉しかったです。テレ東って割かし最近の映画も放送してるんですね。なんか薄汚いB級映画ばっかりやっているイメージがあったんですが。(見直したぜ、テレ東!)

この映画、上にストーリーの要約が書いてありますが、サイコスリラー系統の映画です。ちょっと前にこのブログでこの映画と同じ題名の「ストーカー」(ディーン・R・クーンツ)という小説のことを書きましたが、それとまあ同じような雰囲気の映画ですね。
違うのはこちらはいつも身近で感じの良い人が実は恐ろしいサイコだったということですね。


この映画、何よりもそのサイコを演じた主演のロビン・ウィリアムズに尽きます。
ロビン・ウィリアムズといえば、「ジュマンジ」や「ミセス・ダウト」、あと「アンドリューなんちゃら」などなどコミカルな役やハートウォーミングな役を演じる俳優というイメージがありますが、この映画の彼はそういったものとは別物です。

その演技にはただただ感服させられます。
この映画のロビン・ウィリアムズを見ていて「俳優」っていうのはこういう人のことを言うんだよなと心からそう思いました。もう、圧倒的な力で観客を自分の内側から出てくるエネルギーで魅了している。
この映画はほとんど彼の持つ演技力によって支えられているように感じました。

日本では映画のお寒い内容をカバーするためなのかやたらと有名タレントばかりを主役にした映画が目立ちます。どこかで聞いたことがありますが、日本では俳優、女優を育成するためのステージが設けられていないらしいですね。
ロビン・ウィリアムズの演技を見ていると、日本にはこんなことできる人なんていないんだろうなぁと、海外の環境が羨ましくなります。


彼の演技以外には、映画の中の色の使い方というのもとてもスタイリッシュで、映像のもつ力を監督は大事にしているんだろうなというのも感じました。
ロビン・ウィリアムズ演じるサイの身のまわりは虚無感のある白や薄い色で固められ、その中にカラフルな写真が対照的に映し出される。
こういうちょっと不気味な映画によくある埃っぽくて汚らしい安っぽさがなくて良いですね。


いや〜、かなり引き込まれる映画でした。ただ、不気味なだけではないです。
自分の演技力がそのまま映画の推進力になっていくような素晴らしい俳優が日本にも出てきたらいいなぁ。

テーマ:TVで見た映画 - ジャンル:映画

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