Ennio Morricone - Cinema Paradiso
今回は、現代の映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネについて。
僕とモリコーネの出会いは「海の上のピアニスト」(原題:「LEGEND OF 1900」)。
中学生ぐらいのときに初めて見た映画だったかと思いますが、この映画は現在でも僕の一番好きな映画です。有名な映画なので見たことがある人も多いと思います。
この映画、題名に「ピアニスト」とあることからもわかるように劇中の「音楽」というのが単に映像に付随するだけのものに留まらない重要なものとして扱われています。
小さい頃から、アクション映画ばかり見ていて、ときには気に入った映画のサントラも買っていた自分だったので、「海の上のピアニスト」の中の音楽に当然のように興味が出て、すぐに近くのCDショップで見つけ出して買いました。

サントラCDのジャケットには、大きな文字で「Ennio Morricone エンニオ・モリコーネ」の表記。
それまで持っていたサントラには作曲家の名前なんてどこに書いてあるか気にしてもいなかったし、映画音楽の作曲家なんて誰一人として名前すら知らなかったので、この人はきっとすごい人なんだろうなぁと思ったのを覚えています。
「海の上のピアニスト」にとどまらず、これほどまでに美しいメロディを書く人はいないのではないでしょうか。

おそらく彼の手がけた映画音楽の中で一番有名な作品である「ニュー・シネマ・パラダイス」は誰もが一度は聞いたことのある音楽だと思いますし、他にも「マレーナ」、「ミッション」、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」、などなどの美しくて、ノスタルジーを感じさせる彼の映画音楽に僕は惹きこまれていきました。
モリコーネは、そういった類の音楽だけではなく、マカロニウエスタン(イタリア製作の西部劇)の音楽も得意でこれもまたカッコいいのです。彼は過去2回、日本に来日してコンサートを開いているのですが、特に生で聴くマカロニウエスタンは聴いていて心が躍ります。
モリコーネ本人も自分がどれだけ曲を作ったのかわからないというほどの多作家なので、彼の音楽の魅力は本当に幅広いです。怪しい音楽だったり、スリリングな音楽だったり、カフェで流れていそうな軽い音楽まで、数々の作風を持っています。
しかもそのどれもがハイクオリティなので、入り口は「ニュー・シネマ・パラダイス」に代表されるような親しみやすい美しいメロディの曲であっても、他の作品を聴くと、また違う一面を見せてくれて興味がさらに深まっていくんですよね。
3度目の来日を心待ちにしているのですが、もう来てくれないのかなぁ・・・
高齢なので、イタリアから日本への演奏旅行は大変かもしれませんが、もう一度、モリコーネ本人の指揮で、生であの音楽に触れたいです。

↑2004年、2005年の来日コンサートのパンフレットです。
2回目の来日公演には当時の首相・小泉純ちゃんも聴きに来ていました。

