HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX (2007)
監督:デヴィッド・イェーツ
製作総指揮:デヴィッド・バロン、ライオネル・ウィグラム 原作:J・K・ローリング
音楽:ニコラス・フーパー 脚本:マイケル・ゴールデンバーグ
ホグワーツ魔法魔術学校の5年生になったハリー(ダニエル・ラドクリフ)は、最近、ヴォルデモート卿のうわさを聞かないことに気付く。そんな折、魔法省は学校にお目付役として新しく防衛術を教える教師を送り込む。その授業を不満に思ったハリーは親友のハーマイオニー(エマ・ワトソン)らと“ダンブルドア軍団”を結成する。
今回も映像が面白くて相変わらずの満足感がありました。
視覚効果を使った映像だけでなく実写の迫力のある映像も見受けられて作品にぐっとリアリティが増していたように思います。(どこまでが実写なのかは見当がつかないですが)
でも、これは当たり前といったら当たり前なんですよね。予算を無限に使っているのでしょうから。
それ以外のストーリーとかはどうかというと、原作を読んでいる方には「あそこがカットされていたのがくやしい」といった類の不満を持つ方がやはり一定数はいるようです。
でも原作を読んでいない僕にとっては、特に無理のないストーリー展開だったように感じられました。
ただ、作品が全体的にファンタジーの要素がかなり少なくなっていて、個人的にはその点がちょっと残念でした。回を重ねるたびに子供向けじゃなくなっていっているような気がするのは僕だけでしょうか。
うーん、ちょっと重すぎやしませんか?
この映画を見て子供が心から楽しめるのかなぁ。そりゃ、映像の持つ「迫力」とかに感動はするかもしれないけど、暗くて怖い感じが出すぎているし、見終わった後の気分もあんまり優れないような・・・
そういったことを踏まえても『ハリー・ポッター』シリーズで一番好きなのは、やっぱり3作目のアルフォンソ・キュアロン監督が撮った『アズカバンの囚人』かな。
あの作品は音楽もかなり良かったし。
今作はなんか今までとちょっと違った音楽だなぁと思っていたら、ジョン・ウィリアムズじゃなくなってましたね。別にそんなにジョン・ウィリアムズのファンでもないけど、単純に今作の音楽は映像にいまいち合っていないような曲が多かった気がしたんですよね・・・。
それなりに面白かった、というか楽しめはしたんだけど、6作目もこんなシリアスで暗い作風でいくのかなというのがちょっぴり気がかり。
監督は本作をとった人が6作目も撮るらしいですね。
でもでも、「シリーズもの」であり、しかも原作小説があるという、いろいろとしばりの多い中で、安定して魅力のある作品を出せていることがすごいです。
次のハリポタ作品はぜひ劇場で見てみようと思います。
次回作の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は2009年7月公開予定とのこと。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 予告



