2008/7/30
PROGRAM
■フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より
“夕べの祈り”
“夢のパントマイム”
■ワーグナー: 楽劇「神々の黄昏」より
“夜明けとジークフリートのラインの旅”
■シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 作品97「ライン」
指揮:下野竜也
管弦楽:読売日本交響楽団
@ミューザ川崎
大学の試験期間がようやく終わりました。
レポートもなんとか全部出すことができたし、良かった良かった。
ということで、久しぶりに演奏会に行ってまいりました。
サマーミューザというのはミューザ川崎で行われているフェスティバルなわけですが、このコンサートチケットの料金が安いので僕みたいな貧乏人にとっては、普段は座ることのできない良い席に座れる絶好の機会となっています。
サマーミューザのHP↓
http://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/f_top/top.html
数あるコンサートから下野&読響の公演を選んだのは、僕が今もっとも興味のある作曲家がシューマンだから。(スダーン&東響の公演にも行きます)
入り口はピアノの曲だったんですが、シューマンはいいですよ。精神的に病んでいて不安定な感じが。なぜだか癒される・・・。
交響曲の3番はけっこう清々しい曲ですけどね。個人的にはベートーヴェンの4番交響曲と通じるようなところがあるような気がして好きです。いきなり主題からはいるところは8番と同じですね。
ちなみに今回の公演では3Cの席で聴きました。
学生券なので、たったの1000円。
プレトークもあったんだけど、それには間に合いませんでした。
シューマンの前にフンパーティングとワーグナー。
前者は僕は初めて名前を知った作曲家でした。
普段からあまり知られていない曲を取り上げることが多い下野さんらしい選曲なのではないでしょうか。曲自体は親しみやすいものでした。
ワーグナーの方はね、いまいちよくわからんでした。
ワーグナーってこんなんだったっけ?という感じで、ちょっと退屈でした。
で、目当てのシューマンですが、全体的にとてもよくまとまった演奏だったと思います。
シューマンの実演に初めて接したので本当のところはわからないことだらけなのですが、シューマンという作曲家はオーケストレーションが下手とか言われるように、演奏する側からすると難しい作曲家みたいで、プログラムにも載っていたとおり全ての楽章で楽器が沢山重なっており、聴く側からしてみても「なんだかもっさりして響きがごちゃごちゃ」というような感想を持つ人も多いと思うのです。
けれど下野さん&読響の演奏は響きがうまい具合に合わさっていたように思うし、散漫とした箇所もあったけれど、よく整頓されていたのではないかと。
でも、ちょっと物足りない点があって、それは僕が期待した読響独特の力強さやシャープな響きが、なんだかもうひとつ足りなかったかなという点。
席がちょっと遠すぎたのかな・・・それとも気候のせいか?
久しぶりの演奏会なので、何より僕のいい加減な耳なので全く見当はずれな可能性もありますが、もうすこし弦がズンズンと迫ってくる感じがしたような覚えがあるんですよね。
まあ、いいや。
最後の楽章ではそれらしい音が聴けたし。
話がそれますが、下野さんと読響の関係って単純ですがカッコいいなと僕は思いました。
曲が終わったあとの様子からして彼はとてもオーケストラに気をつかっているような感じでしたが、親子ほど年の離れた人も楽員にはいる中で、オーケストラが彼の思いに応えようとしているのを見ると、良い関係だなぁと。
意欲的なプログラムに取り組む下野&読売日響には注目ですね。
客の入りがかなり淋しかったけど、都心から離れた川崎で平日の午後ということを考えればそれなりなんでしょうね。
でも、せめて夜から開演にした方がいいと思うな。





