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シックスセンス

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高名な精神科医のマルコムは、かつて担当していた患者からの凶弾に倒れてしまう。リハビリを果たした彼は、複雑な症状を抱えた少年・コールの治療に取り掛かる事に。コールは常人には無い特殊な“第6感”――死者を見る事ができる能力――を持っていた。コールを治療しながら、彼によって自らの心も癒されていくマルコム。そして彼には予想もつかない真実が待ち受けていた……。



これほどの名作を今更見る自分ってどうなんだろうと思ったのですが、「やっぱり定番だから見ておこう」ということで見てみました。
そもそも、なんでかなりのムーブメントをおこしたこの作品をこれまで見る機会がなかったのかというと、僕はなぜかこの作品のオチを知っているんですよね、困ったことに。
たぶん友達か家族が話していたのを聞いて知ったのだと思いますが、「最後に驚愕の事実が判明する」ということがこの作品の最大の宣伝文句だったので、オチを知ってしまうと、どうしても見る気にならなかったのです。

なので今回は、作品の中でどのようにして「結末で判明する驚愕の事実」を匂わせながら話を進めていくのかとういう点に着眼しながら見てみることにしました。

これがけっこうビクビクで、例えばレストランで奥さんと博士の二人のシーンとか、「これどう乗り切るんだろうか」と違った意味でのドキドキ感がありました。
決定的っていうか、コアな部分は少年が博士に「死んだ人が見える」と告白するシーンですよね。
勘の良い人ならわかっちゃうんじゃないかと正直思ったけど。


見終わってみると、シックスセンスって結構暖かい作品なんですね。終わり方も良かったし。
ただ暖かいだけの作品でもなくて、僕がこの作品から感じた大事なことは、「それぞれの目に見えているものは違っている」ということ。
現実世界において、どうしても理解できない他人には、自分とはまるで違った風に世界が見えていて、感じていたら・・・
いや、きっとそうに違いないんだろうけれど、この映画は実際の映像となってそれを表現しているので、その点が強く印象付けられたように思います。


シャマラン作品は「ヴィレッジ」という映画を劇場で見たことがあるんですけど、この監督さんの仕掛けというかアイデアって、実は結構シンプルというか、言ってしまえば誰にでも思いつきそうな類のものなんですよね。ということはそれ以外の、作品の持つ雰囲気なども大きな魅力なんでしょうね。
他の作品も見てみよう。

あとひとつ、僕はオスメントくんの演技ってすごい苦手なんですけど、この作品に限ってはあまり嫌じゃなかったな。普段は大根役者のブルース・ウィリスも結構良かった。

テーマ:今日見た映画 - ジャンル:映画

SAW4

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残虐な死のゲームに翻弄される人々の恐怖を、練った展開で描いて世界的大ヒットを記録したサスペンス・スリラー『ソウ』シリーズ第4弾。ゲームの仕掛け人であるジグソウと弟子のアマンダが死に、今作では新たに死のゲームを始めた謎の人物に迫る。

ホフマン刑事はジグソウ最後のゲーム現場でパズルを解こうと必死になっていた。そのころ、ジグソウにかかわり唯一生き残ったSWATのリッグ指揮官が、新たなゲームに強制参加させられ、90分以内にわなをクリアしなければ旧友の命はないと告げられる。
                                         (シネマトゥデイ)



SAWシリーズの第4弾、DVDで借りて見ました。

一応、これまでシリーズ全作見ています。全部DVDでだけど・・・。
だって映画館で見てて、ビックリさせるシーンで体がビクッと反応するのを他の人に見られるのが嫌なんですもの。(そういえば、最近映画館に行ってないなぁ・・・)


さて、今回の作品なんですが、感想としては、なんかマンネリぎみだなぁという感じ。

このシリーズはどれも見ていて痛々しいシーンが出てくる場面が多いのですが、なんだかそれが回を追うごとに派手というか目立つようになってきた気がする。
4作目に至っては、もはや、スプラッター映画にエッセンスとして謎ときがあるだけのような感じを受けるんですよね。


その謎解きというのも、これまでSAWシリーズを見てきた人には恐らくこの映画に流れるジグゾウの思考回路やストーリーの展開というのがある程度刷り込まれているので、ある程度、「こうなるんだろうなぁ」という予想が立ってしまう。


冒頭のシーン、刑事がジグゾウの吹き込んだテープを聞くのを見ていると、「きっとこの人は最後まで生き残るんだろうな」と思ったし、他の登場人物の行動もこれまでのシリーズからして「こいつはこう動くに違いない」というのがなんとなく頭にありました。それがその通りに進んでいくので、なんだか物足りない。

結末に関しても、結局は時系列のトリックだったわけですが、すでにこれは2か3でもやっていたことだし、特別な驚きはありませんでした。


それを補うためなのかわからないけれど、残虐なシーンの視覚的な印象が強かったのも、僕にとっては残念でした。いままでのシリーズにもそういうシーンは多々あったけど、それ以上に考え込まれた展開や謎解きの要素が面白かった。
僕にとっては残酷なシーンはあくまで我慢して見るものなので辛いのです。
冒頭、生々しいジグゾウの解剖シーンなんて今から思えば別になくてもいいじゃないか!(`´)プンプン


あと、サブリミナル効果を狙ったような画面の瞬間的な切り替えがありましたが、あれなんか意味あるんでしょうか。FBIの人が自分のあごに拳銃を押し当てて絶叫してたんですけど・・・。意味のないことならやめてくれ、気になっちゃうから。


実はSAW(一作目)というのは、僕にとって、それまでの映画の見方を変えてくれた非常に大切な作品なのですが、こうして4作目まで見てみると、ストーリーの構成、謎の仕掛けはあったとしても、それを今では残酷さが上回っていて、あまり魅力を感じられないというのが僕の感想です。
結局1作目が1番良かった。

シリーズのファンにとってはジグソウの過去について明かされる今作は興味深く見ることができたのかもしれないけれど、僕にとってはジグソウという人物にシンパシーを感じられないし、(レクター博士のような)深い精神的な魅力というのもあまりないと思うのです。

こういっちゃなんだけど、僕にはそもそもジグソウのことを間違った方向に行っちゃった人としか捉えられないので、その人物の過去とかも「別に・・・」っていう感じなんですよね。


もうこのシリーズ終わりにしたらどうかしら?

とはいいつつ、次回作ができたら見ちゃうんでしょうね。
(終わり方からしてこれからもまだ話が続いていきそうな感じだったし・・・)




そうそう(ソウだけに)、映画本編とは関係ないけど、エンディングテーマのX‐JAPANの曲、カッコよかったですね。

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

「ストーカー」 (原題:『One Hour Photo』)

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地元のスーパーの写真カウンターに20年以上勤めるサイ・パリッシュ。彼は、地元の顧客が持ち込むネガを1枚1枚丁寧に仕上げている。ヨーキン一家もそんなサイの大切な顧客だった。サイはヨーキンの息子・ジェイクが生まれたときからの写真や彼らの幸福に満ちた家族写真を扱っていた。天涯孤独のサイは数千枚に及ぶその写真を見ているうちにいつしか自分もその家族に憧れるようになり、次第にはこの一家の一員になりたいと思うようになる。やがてその思いはマヤという女性が持ち込んだネガを現像した時に、べつの形になって表れた…。



中央線の遅延、大変でしたね。7時間遅れて50万人に影響がでたとか・・・。
僕は今日は大学の講義が1コマだけ入っていたのですが、電車が遅れていたのでそれを理由に行くのやめました。新学期1回目の講義は大抵ちょこっとだけ内容説明して終わりだし。
まあ、まだ慌てる時間じゃない。


ということで、昼頃家でテレビを見ていたらテレ東でやっている映画に興味をひかれて、初めから最後まで見てしまいました。その映画とは、ロビン・ウィリアムズの「ストーカー」(原題:『One Hour Photo』)。

大分前に宣伝で知っていた映画で、そのときからちょっと気になっていたので見ることができて嬉しかったです。テレ東って割かし最近の映画も放送してるんですね。なんか薄汚いB級映画ばっかりやっているイメージがあったんですが。(見直したぜ、テレ東!)

この映画、上にストーリーの要約が書いてありますが、サイコスリラー系統の映画です。ちょっと前にこのブログでこの映画と同じ題名の「ストーカー」(ディーン・R・クーンツ)という小説のことを書きましたが、それとまあ同じような雰囲気の映画ですね。
違うのはこちらはいつも身近で感じの良い人が実は恐ろしいサイコだったということですね。


この映画、何よりもそのサイコを演じた主演のロビン・ウィリアムズに尽きます。
ロビン・ウィリアムズといえば、「ジュマンジ」や「ミセス・ダウト」、あと「アンドリューなんちゃら」などなどコミカルな役やハートウォーミングな役を演じる俳優というイメージがありますが、この映画の彼はそういったものとは別物です。

その演技にはただただ感服させられます。
この映画のロビン・ウィリアムズを見ていて「俳優」っていうのはこういう人のことを言うんだよなと心からそう思いました。もう、圧倒的な力で観客を自分の内側から出てくるエネルギーで魅了している。
この映画はほとんど彼の持つ演技力によって支えられているように感じました。

日本では映画のお寒い内容をカバーするためなのかやたらと有名タレントばかりを主役にした映画が目立ちます。どこかで聞いたことがありますが、日本では俳優、女優を育成するためのステージが設けられていないらしいですね。
ロビン・ウィリアムズの演技を見ていると、日本にはこんなことできる人なんていないんだろうなぁと、海外の環境が羨ましくなります。


彼の演技以外には、映画の中の色の使い方というのもとてもスタイリッシュで、映像のもつ力を監督は大事にしているんだろうなというのも感じました。
ロビン・ウィリアムズ演じるサイの身のまわりは虚無感のある白や薄い色で固められ、その中にカラフルな写真が対照的に映し出される。
こういうちょっと不気味な映画によくある埃っぽくて汚らしい安っぽさがなくて良いですね。


いや〜、かなり引き込まれる映画でした。ただ、不気味なだけではないです。
自分の演技力がそのまま映画の推進力になっていくような素晴らしい俳優が日本にも出てきたらいいなぁ。

テーマ:TVで見た映画 - ジャンル:映画

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