2008/5/25

PROGRAM
■ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
■リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
指揮:広上淳一
管弦楽:東京交響楽団
ヴァイオリン:鈴木愛理
@ミューザ川崎
広上淳一という指揮者は評判が良いのでいつか聴きに行こうと思っていたのですが、僕はまだ一度も聴いたことがありません。
いろんなところで評判を調べるたところ、色彩感覚豊かな生き生きとした音楽をやる指揮者ということなので、「シェエラザード」というプログラムもそうですが、東響とはきっと波長が合うのではないかと思って期待して聴きに行ってきました。
シェエラザードの前にまずは、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲。
ソリストは鈴木愛理さん。
演奏会に行く前に、どんな人なのかと思い、ネットを使って「鈴木愛理」を調べたら、ハロプロの子が出てきたので、「まさかこの子が!?」とビックリしたのですが、同姓同名の別人の方なのですね。(^^;)
ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲に関しては、事前に何回か通して聴いただけでなので、ほぼ初めて聴く曲でした。
実演で接してみると、自分の中のショスタコーヴィチ像よりもかなり現代音楽的な感じを受けました。
第1楽章を聴いていたら(古風の)日本的な美意識みたいなものを感じられて、なんか武満徹みたいだなぁとか思いながら聴いておりました。
プロフィールによると、鈴木愛理さんは、ショスタコーヴィチやヴィエニャフスキが得意とのこと。
いいですね、ショスタコーヴィチが得意な若手女性奏者って。それだけで少し魅力的だ。
(ヴィエニャフスキって、だ〜れ?)
桐朋学園大学の1年生ということなので、僕より年下。
あまりどうこう言えないけど、実に堂々たる演奏でした。
ショスタコーヴィチの魅力が伝わってくる音だったし、早いパッセージでは持っているテクニックが出ていましたね。
聴衆のみなさんの反応も良かったので、この楽曲が好きな方もきっと満足されたのでしょう。
曲が終わった後で、カーテンコールに応える広上さんと鈴木さんの姿を見ているとまるで実際の親子みたいに見えてきてしまいました。
広上さんって、プロフィールによく使われている写真では、なんというか「奇才!」というか、「芸術家」の雰囲気がプンプンするのですが、実際に見てみると、すごい感じのいいおっちゃんなんですよね。
居酒屋の店主とかやっていてもなんの違和感もないと思うな。あと、頭にハチマキ巻いて屋台でやきとりとか焼いてそう。(←コラ!失礼だろ!)
さて、後半は期待していたシェヘラザード。
冒頭からかなり骨太でゴツゴツした音が聞こえてきてかなり面食らいました。
テンポの揺らし方や間の空け方など、結構独特な音楽をやるんだなぁと。
正直に言って僕にはどうしても良い演奏には感じられませんでした。
オーケストラはところどころギクシャクしていたし、普段聴いている質感の良い東響の音が響いていなかったように思うのです。
席が悪かったのかもしれませんが、刺々しくて耳に痛い音が目立ちました。
全体的にもう少し繊細さが欲しいです。
今回の演奏会の感想をブログ検索などで調べてみると、かなり皆さん満足されたようで、ほとんどの方が僕と正反対の感想を持っているようなので、自分がおかしいのかと思うのですが、あまり実演に接したことのない素人の意見だと思っていただければ幸いです。
なんだか、久しぶりに自分の中ではハズレな演奏会でした。
広上さんに関しては、もう1回聴いてみたいと思います。できれば良い席で。
テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽
2008/5/17

PROGRAM
■シューベルト:交響曲 第1番 ニ長調 D.82
■プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
■シューベルト:交響曲 第4番 ハ短調 「悲劇的」D.417
指揮:ユベール・スダーン
管弦楽:東京交響楽団
ピアノ:リーリャ・ジルベルシュテイン
@サントリーホール
実に久しぶりに演奏会に行ってまいりました。
東京交響楽団は一番好感を持っているオーケストラで、これまで何回も聴きに行っているのですが、音楽監督のスダーンの演奏会には実は一度も接したことがなかったので、やっと聴くことができました。
今年の東響はスダーンの意思のもと、シューベルトを中心的に取り上げるみたいですね。去年のハイドンは少ししか聴けなかったけれど、新たな興味を引き出してくれました。
でも、シューベルトってどうなのかなぁ?
今までシューベルトってほとんど興味を持ってこなかったし、あまり魅力のある作曲家ではないと思っていたのですが・・・
今日の定期のプログラムでは1番、4番とシューベルトの交響曲をふたつ取り上げます。
まずは、一番からですが、始まってすぐはどうも音が刺々しく、金管の音が飛び出しすぎていたりで、演奏にあまり好感が持てませんでした。
音の方は次第にマイルドになっていったのですが、曲自体にもそれほど惹かれなかったです。ベートーヴェンの初期の交響曲っぽいな・・・ぐらいにしか。
実は今日のコンサートに行ったのはプロコフィエフのピアノ協奏曲がプログラムに入っていることが僕にとっては大きかったんです。
プロコのピアノコンチェルトは去年東京フィルで2番を聴いてから興味を持って、CDの全集を買ってよく聴いていました。
あの倒錯感がたまらないのですよ。2番は不安定な青年の心の内が直截に音楽に表れているような曲でしたが、3番はそこまであっちゃこっちゃいったりはしませんね。
さて、そのプロコフィエフの3番協奏曲ですが、本当に大満足な出来でした。
ピアニストのリーリャ・ジルベルシュテイン。
タッチが小気味よくて、光の粒みたいにきらめく音がとても美しかった。
曲によく馴染んでいました。
また、オーケストラとの相性も素晴らしかった。
素人ながら、「これは相当な実力者だ!」と演奏を聴きながら興奮してしまいました。
名前も知らないのに世界にはすごい演奏家がいっぱいいるんだなぁ・・・なんて。
あとでプロフィールを確認したらコンクールで優勝して、一流どころの楽団、指揮者と共演歴がありました。自分が知らないだけで結構有名な人なのかな・・・
聴衆の反応も良かったし、オーケストラのメンバーの表情を見ていても素晴らしい演奏であったことを実感しました。アンコールはやってくれませんでしたが、あれだけの演奏をしてくれれば誰も文句はいえませんね。
もうこれだけで帰っちゃおうかと思ったほどなんですが、後半のシューベルト4番も思いのほか良い演奏でした。1番もそうでしたが、この曲も編成が小さくて、4番では室内楽のようにまとまった音を聴くことができました。
1番を聴いた時点では、「シューベルト、あんまりかな?」と思ったけど4番を聴いたら「ありだな!」と思いましたね。古典派の要素とロマン派の要素が両方あるような気がして、面白い曲でした。
もちろんその魅力をしっかり引き出してくれたのは、スダーン・東響の高い演奏水準があってのこと。
初めて演奏に触れたユベール・スダーンの印象ですが、ちょっと予想外だったのは指揮姿。
もっと淡々としているのかと思っていました。
あれは、例えるならばコバケンこと小林研一郎から暑苦しさがなくって、清潔感がプラスされた感じかな。あと小澤征爾に結構似てるかも。
結構ねちっこいですよね。出てくる音はそんなことはないのですが。
音楽の方は、なんと形容したらいいかわからないけれど、まっとうな、というか。誠実な音楽をやる指揮者という印象を持ちました。
明日は新潟での定期演奏会みたいですね。
新潟のみなさん、おおいに期待していいと思います。
どちらかというとプロコ目当てだったけど、これは本当に聴きに行って良かった。
良い演奏会でした。
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
2008/3/30

〜〜〜〜PROGRAM〜〜〜〜
ワーグナー/
■楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より
『第1幕への前奏曲』
■歌劇「タンホイザー」より
『夕星の歌』
■歌劇「ローエングリン」より
『エルザの夢』
『エルザの大聖堂への行列』
『第3幕への前奏曲』
◆「ニーベルングの指環」◆
■ 楽劇「ラインの黄金」より
『ヴァルハラ城への神々の入場』
■楽劇「ワルキューレ」より
『ワルキューレの騎行』
『ヴォータンの別れと魔の炎の音楽』
■楽劇「神々の黄昏」より
『ジークフリートの葬送行進曲』
『ブリュンヒルデの自己犠牲と終曲』
指揮:飯守泰次郎
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
独唱:緑川まり(ソプラノ)
三原剛(バリトン)
@すみだトリフォニーホール
都響に続いて同日に行われた飯守・関西フィルのワーグナーも聴きにいきました。
僕にとってコンサートをハシゴするのは初めての経験です。
それができるのはこの公演が日曜日の演奏会なのに夜7時開演だから。
今年の地方都市オーケストラ・フェスティバルの日程はかなりの過密スケジュールで、この日も昼には九州交響楽団、夜には関西フィルの演奏会、といった感じです。
去年はこんなではなかったと思うのですが。
日曜の夜に演奏会に行くっていうのはなんだか新鮮でしたが、次の日がお勤めの人はちょっと大変でしたね。僕はというと、大学はまだないので毎日がホリデイ♪
(貯金が尽きてきたのでバイトしなくちゃ・・・)
このコンサートはプレトークがありまして、僕もちゃんと参加しました。
でも、飯守さんの話、あんまり・・・なんというか・・・独特の話し方ですよね。あれがあの人のキャラクターなんだと思いますが。印象に残ったのは「関西フィルはとても情熱的なオーケストラで、自分はそこに惚れ込んでいる」という話ですかね。
僕は飯守さんがピアノを使って楽曲解説をしてくれるのが聴きたいのですが、いまだにあの人がピアノを引く姿を見れていません。またの機会に楽しみにとっておきたいと思います。
さて、飯守泰次郎得意のワーグナーを取り上げたオールワーグナープログラム。相変わらず彼らしいダイナミックな演奏でした。
僕は、もうしばらくはクラシック以外のコンサートには行っていないんですが、ポピュラー音楽のミュージシャンのライブにいくと「うわっ、音が大きい!」とライブならではの大音量にビックリしてしまうことがありますよね。曲が終わった後しばらく耳が変になってしまったりして。
まさかね、それがクラシックのオーケストラの演奏会で味わえるとは・・・
これは他を探しても飯守さんぐらいだと思います。
もう爆音なんですよ。それでもぎりぎり破綻しないのがすごいですよ。(聴く人が聴いたら破綻してるのかも・・)
金管のうめきっぷりも凄かった。もうあそこまでやられたら細かいミスなんて「どーぞ、どーぞ」という感じ。
何回も聴いたらだれるだろうけど、その場一度かぎりの生演奏においては、こういう演奏を聴くのは本当に気持ちが高ぶって嬉しくなります。
飯守さんは去年も日本フィルとオールワーグナーで共演しているのですが、あの時の演奏と比べると、どうも日本フィルはこじんまりしすぎていた感があったので、今回の関西フィルとの演奏の方が飯守さんらしさが出ていて良かったと思います。
それと、やっぱりプレトークの「関西フィルの情熱的なところに惚れ込んでいる」という言葉どおり、両者の相性というのがとても合っていると聴いていて感じました。
客席は6割程度の入りでしたが、
今年も「来てくれてありがとう、関西フィル」
そうそう、関西フィルのチラシに書いてありましたが、去年の地方都市オーケストラ・フェスティバルでやった飯守さんとのショスタコーヴィチ、CDが発売されるんですね。
僕はあの演奏会がキッカケでクラシックオーケストラの生演奏の素晴らしさに開眼させてもらったので、それがCDになるなんて、こんなに嬉しいことはないです。

飯守泰次郎 公式HPより
http://taijiroiimori.com/04disc/discf.htmlテーマ:クラシック - ジャンル:音楽
2008/3/30

PROGRAM
■ハイドン:交響曲第88番
■ベートーヴェン:交響曲第8番
■ラヴェル:マ・メール・ロワ組曲
■ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
■ラヴェル:ラ・ヴァルス
指揮:ジェイムズ・デプリースト
管弦楽:東京都交響楽団
@サントリーホール
都響の常任指揮者・デプリーストの最後の公演を聴いてきました。
実は僕、デプリースト聴くの初めてなんですよね・・・
都響のファンにとってはシェフとのお別れ公演なのに、自分がここにいていいのかなという、ちょっとした場違い感を抱きながらも行ってきました^_^;
なんせプログラムが華やかな曲で固められているので、楽しめそうだと思って。
さて、前半のハイドンとベートーヴェンなのですが、わりと淡々と音楽を進めていくんだなぁという印象でした。あと、僕はステージの真横のRAブロックに座っていたんですが、どうも音が後を引いてごちゃごちゃして聴きにくかったです。正面後ろの席にしとけばよかったかなとちょっと後悔。
それと、都響のメンバーの演奏姿を見ていると、せっかく楽しい曲なんだからそんなにストイックにならないで、もうちょっと楽しんだらいいのに・・・と、ちょっと思いました。(←余計なお世話ですね)
さあ、後半のラヴェルはどうかな?
というところだったのですが、開始の合図(ホールに流れるアレ)があった後に客席でトラブルがあったのが残念でした。僕はプログラムに見入っていたので何があったのか詳しくは知らないけど、せっかくのさよなら公演にねぇ・・・
恐らく団員の人達も騒ぎが静まるまで入場を待っていたと思うし、木管の人なんかはステージで練習してましたからね。
なんとな〜く嫌な感じ。
ではあるけれども、しかししかし、後半のラヴェルはどれも素晴らしいものでした。
マ・メール・ロワ、亡き王女のためのパヴァーヌと、前半とは少し趣が違って繊細な音が紡ぎ出される曲でしたが、じっくり満喫させてもらいました。特に組曲の終曲は音が溶け合っていて美しかった( ´∀`)
最後のラ・ヴァルスは、みんな気合充分でこちらもぐんぐん引き込まれていきました。
オーケストラの音がうねってましたね。なだれこむようなフィナーレはもう圧巻でございました。
都響の演奏はもちろんだけど、ラヴェルの作った曲の魅力。これに感動しましたね。楽器から出される音のひとつひとつがとても生き生きしているということに。
ラ・ヴァルスなんかはまさに「音の洪水」という感じなのですが、洪水は洪水でも水しぶきがキラキラと光に反射して輝いているというイメージでしょうか。生で聴くとより一層魅力の引き立つ作曲家だと思いました。
個人的には前半はいまひとつ音楽に浸ることができなかったのですが、後半のラヴェルはしっかり音楽に入っていくことができました。
最後に、初対面だったけど、
さよならデプリースト! (こんにちは、インバル)
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
2008/3/15

PROGRAM
■ヴォーン・ウィリアムズ/「グリーンスリーヴズ」による幻想曲
■メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
■ヴォーン・ウィリアムズ/交響曲第1番 「海の交響曲」
指揮:大友直人
管弦楽:東京交響楽団
ヴァイオリン:大谷康子
ソプラノ:サリー・ハリソン
バリトン:オーエン・ジルフーリー
合唱:東響コーラス
合唱指揮:辻 裕久
@東京芸術劇場
昨日に続いて演奏会行ってきました。本日は東京交響楽団の芸劇公演。
指揮は、自称か他称かわからないけどイギリスものが得意な東響の常任指揮者、大友直人さん。たしか芸術劇場の公演は全部大友さんがイギリスの作品を振るんでしたっけね。
プログラムのメインはヴォーン・ウィリアムズの「海の交響曲」。昨日のスターバト・マーテルに次いでこの曲も僕は一度も聴いたことのない曲でした。でも、東響のコンサートマスターとしてお馴染みの大谷さんのコンチェルトもあることだし。東響のHPを確認したら当日学生券がでるとのことだったのでそれなら行かない理由はない。
なんせこの当日学生券、1000円という格安であるばかりかなんと座席も残席から自由に選ばせてもらえるのです。しかもS席以外とかじゃなく全部の席種から!
何より大事なことはこのオーケストラは演奏水準が素晴らしいのです。僕は東京のオーケストラで一番好きかも。
プログラムからして結構席選べるんじゃないかなと思っていたら残席はかなり少く、2階の後ろの両端と3階の後ろの端っこがまとまって30席程度だったでしょうか。3階は前座ったことあったので2階の後ろの端っこの席で聴くことにしました。
席についてみると、狭い! とても窮屈。座席の幅が狭いというわけじゃなく視界が狭いのです。3階の傘がもろに頭上に覆いかぶさっているのでなんかとても狭苦しい。まあいいや、1000円で聴かせていただいているのですからそれだけでも有難いことです。
1曲目の「グリーンスリーヴズ」ですが、これは前もって少しだけ予習しておきました。5分くらいの短い曲なんですけど、誰もが知っている旋律が印象的です。
http://www.youtube.com/watch?v=MlABnm6g4fI演奏の方ですが、聴いていて思うのはこの曲は弦のそれぞれのセクションが溶け合うように旋律を奏でるようにという作曲家の意図を僕は感じとったんですが、その部分がもう一歩惜しかったように思います。
あと、意外だったんですけどこの曲の弦って結構大きい編成でやるんですね。
2曲目はメンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルト(俗称でいうとメンコン)
この曲はちょっと・・残念だったかな。
冒頭から大谷さんがちょっと暴走していたように感じました。妙に先を急ぐような感じで演奏が一本調子だったし、アンサンブルもざわついた感じに聴こえました。あとは、音が届いてこないなと感じた部分がところどころあったんですが、これは僕の座っていた席のせいでしょうか。
第2楽章は音楽に集中することができましたが、最後まで聴いてみると、音にもちょっと不安定なところがあるなぁと僕は感じました。
が、華やかに曲が締めくくられた瞬間
ブラボー! そして、拍手喝采!
ア、アレ? (;^ω^)・・・・
ど素人のくせにあれこれ文句言ってすいませんでしたm(__)m
耳の肥えていないやつの言っていることだと受け流してください・・
でも、あの拍手は普段東響のコンマスをやっている大谷さんへの親しみも含まれているのだと思います。アンコールのバッハのパルティータはなかなかでした。
休憩を挟んでメインのヴォーン・ウィリアムズの交響曲。昨日聞いたスターバト・マーテルと同じくこの曲も声楽付き。この曲に関しては一切事前に予習してません。僕にとっては今日の演奏会は「海の交響曲」の初演です。「世界」初演でもなく「日本」初演でもなく「自分」初演。こういう風に考えるとはじめて聴く曲ってワクワクします。
曲の始まりは金管楽器のファンファーレ
そして、
「Behold,the sea itself!」という合唱団のたくましい声
太鼓とシンバル
ズドーン!!うはw カッコヨスw
思わず、しょこたん語になっちゃいました。冒頭からガッシリつかまれてしまいました。
エルガーの威風堂々やホルストの惑星などイギリスの音楽ってわかりやすくてとっつきやすいですがこの曲の迫力はすごい。ヴォーン・ウィリアムズは欧米ではホルストよりも人気(ウィキペディア情報)らしいけど、日本ではあまり演奏される作曲家ではないだけにこりゃ驚いた。
恐らく、この交響曲は演奏会で聴くと曲の魅力が充分に伝わってくる類の曲ではないか思います。というより会場で生で聴かないと魅力が引き出されない曲といったほうが適切でしょうか。それだけにもっと演奏されてもいい作曲家のように思いました。(「海の交響曲」しか聴いてないけど)
と、褒めておきながらもちょっとばかし演奏時間(約60分)が長くて疲れたのも確かです(芸術劇場の硬い椅子も原因に違いない・・)。
「シンバル大活躍」というぐらいにガシャーンとやる箇所がたくさんあるんですが、聴いているうちに「この曲シンバル多用しすぎなんじゃ・・・」という気がしてきました。ここぞというところでだけ使えばいいのに。
第3楽章で1楽章はじめのファンファーレが再登場したので「ん?もう最終楽章かな?」と思っていたらしっかりもう1楽章あるという「なにこのフェイント。」みたいなのがあったりもして。(私だけ?)
そんな小言は抜きにしても、曲のスケールのでかさにしっかり酔いしれることができて満足な演奏会でした。合唱も大活躍でしたね。東響コーラスはいつか聴いてみたいと思っていたのですが、しっかりと存在感ある働きをしてました。
まだ知らない曲、聴いたことのない曲を聴くということもクラシック音楽の楽しみのひとつになりえるのではないかということを感じました。それほどメジャーじゃない曲の中から「おお!」と思える曲に出会えたときにはすごい喜びを感じることができるものですよね。
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
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